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L'Arc〜en〜Ciel

メンバー

Vo. hyde
Gt. ken (ケンちゃん)
Ba. tetsuya (てっちゃん)
Dr. yukihiro (ユッキー)

活動履歴

1993年 結成
1994年 メジャーデビュー
1997年 sakura 脱退
 活動休止〜再開
 yukihiro 加入

Discography

Studio Album

  • 1stDUNE
  • 2ndTierra
  • 3rdheavenly
  • 4thTrue
  • 5thHEART
  • 6,7thark
  • 6,7thray
  • 8thREAL
  • 9thSMILE
  • 10thAWAKE
  • 11thKISS
  • 12thBUTTERFLY
  • (2018.1.20 現在)

Official Site

L'Arc-en-Ciel.com https://www.larc-en-ciel.com

管理人と L'Arc-en-Ciel

私が初めてファンになったバンド。
「この曲が好き」ではなく「この人たちの音楽が好き」という感覚は、このバンドが最初。
何に惚れたって、楽曲の美しさ。
4th アルバム「True」で出会い、
5th アルバム「HEART」でガッチリやられた。
この頃は特にだけど、
彼らの持つ空気・世界の「仕上がってる感」といったらもう、芸術的領域だった。
西洋の古典絵画的な、
ヨーロッパのオシャレな石畳の街並み風景をそのまま切り取った的な、
その、アートのように完成された雰囲気ね。
何なら神秘的って言っていいくらいで、
当時ジャニーズっ子だった私には、それはそれは衝撃的だった。笑
とにかく魅せられまくり、わかりやすく心酔。

きっかけは、ドラムの sakura 脱退後の活動再開。
でも、心を奪われた曲は、活動再開第一弾シングルの「虹」ではなくて、
「flower」と「Lies and Truth」。
活動再開をきっかけに昔の曲も含めて聴き始め、
存在は知っていたけどちゃんと聞いたことがなかったこの 2曲と、
この 2曲が両方とも収録されているアルバム「True」でまんまとハマる、というのが経緯。
この「True」は本当に名盤だと思う。
今のラルクは聴いていないのでよく知らないが、
少なくとも当時はこれぞラルクの真骨頂だと思ってた。
最初から最後まで好きな曲だらけの素敵なアルバムなんだけど、
その中にいても、やっぱり flower は特に好き。
名曲と言わずして何と言おう、というほどに好き。

だがしかし、突如それを揺るがすほどの名曲が現れる。
それが「winter fall」。
この曲のセンスがもう、素晴らしすぎて。
美人。曲が美人。
もはや神々しい。好きすぎる。
「虹」の時は「今より昔のラルクの方が好きかもー」なんて思っていたのが、
この「winter fall」で見事にハートを撃ちぬかれる。
そっからはもう、ズブズブ、どっぷり。
次のアルバム「HEART」がこれまたとびきりの1枚で、
私の、「寝ても覚めてもラルク」時代の幕開けがここだった。


あと、音楽と同じくらい、hyde 個人にもドハマリ。
PV から雑誌の写真から何から何まで、どう映っても絵になるっていうこのビジュアル、神の領域。
こんなに美しい人がこの世にいたなんて!!って思うくらい、
惚れに惚れた。
しかも喋ったらちょっとカワイイし。
flower と winter fall の PV は特に、神がかった美しさ。
ホントに人かよってぐらい。
惚れに惚れて惚れまくった。
でも、ラルクは hyde 以外もみんなメンバー可愛くて。
メンバーみんなのオフのぽやーんとした感じ、すごい好きだった。笑


ただ、好きすぎるあまり、バンドに対する理想像みたいなものが
勝手に自分の中に出来上がってしまい、
どんどん売れっ子バンドになっていくラルクに、
だめだ、ついていけない、、、ってなったのも案外早かった。

アルバム「HEART」のあとっていうのは、ラルクは怒涛のリリースラッシュ。
次のシングル「DIVE TO BLUE」リリースあたりまでは普通だったが、
その次のシングルは 3枚同時リリースだし(HONEY / 花葬 / 浸食)、
その3ヶ月後には 2週連続リリースだし(snow drop / forbidden lover)、
その合間には、2冊同時の写真集やら、箱入りのトレーディングカードやら。
当時の私は自分で使えるお金なんて雀の涙ほどしかなくて、
一般的なペースでリリースされるアルバムですら手に入れるの苦労していたのに、
一体いくらお金つぎ込めばいいのよと。
なんだか、次々にリリースされるあれこれに対しては、
手に入れる苦労はしていたけれど、
肝心の、手に入れたそれらを楽しんだ記憶があまりない。
そこまで苦労して欲しいものだったのかと言われると疑問に思うこともよくあって、
でも!
大好きなラルクの!!
ためだからーーーーー!!!!
みたいな、初恋真っ只中の乙女のような戯言を口にしては、
勝手にひとりで疲れているという謎行動。
今の私でこそ、
そんなん無理しないで、心底欲しいやつだけ買えばいいんだよバカだなー。
みたいなドライなことも言えるが、
まあ、昔の私は無駄に純粋だったから。笑

音楽性の方もだんだんと洗練されていったけど、同時に都会的にもなった。
ランキング的にも上位の常連的存在になっていたが、
なんだかその進化が、骨董品が現代アートになっちゃった、みたいな感じで。
「Driver's High」とか「snow drop」とか「Pieces」とか、
たまにこういうのがあるのはいいけど、メインになってくるとなんだかさ。
アルバム「True」とか「heavenly」とかの空気好きだったのに、と思ったら、
少しばかり寂しくもあった。
クリスタルガラスも素敵だけど、でこぼこで曇ってる工芸ガラスが好きだったんだ私は、みたいな。
田舎の地元の思い人が、東京で別人になっちゃったみたいな。
なんかそんな気持ちを味わっていた甘酸っぱい想い出。

その後ほどなくしてリリースされたのが、これまた同時発売のアルバム「ark」と「ray」。
「ray」は私が好きなラルク癖が濃いサウンドが詰まってて嬉しかったものの、
「ark」の聴きやすサウンドのオンパレードに「うーん」感がぬぐいきれず、
東京ビッグサイト場外の 12万人ライブ(1999 GRAND CROSS TOUR ファイナル)で
文字どおり遠くにいる彼らを見て
「さよならラルク。。。」と呟き、静かに終わった私のラルクファンライフ。

ハマってた頃のドップリ度がかなりのものだったのですごく思い出深いんだけど、
数えてみたら、せいぜい2年かそこらの期間であった。
ラルクの場合、ライブがわりと「普通」だったので、
CD では「ふーん」だったけどライブでは燃えた!みたいなどんでん返しもなく、
怒涛のようにどっぷりハマり、最後はサーッと熱が引いちゃった、みたいな感じでした。
そのハマり方といい、駆け抜けた期間といい、
本当に「初恋」の例えがぴったりだったのがラルクです。笑

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